モンゴル旅行記 第0章

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~なぜ、モンゴルなのか?~


「モンゴルに来たら俺の馬やるよ。」

すべては、CEOのそんな一言から始まった。

2003年、私が入社すると、同じチームの先輩に
モンゴル人のSE(以下、CEO)がいた。
当時、私はCEOと一緒に仕事をすることが多かった。

大学時代にもモンゴル人の留学生はおらず、
私は初めてモンゴル人の知り合いができたことになる。

CEOとモンゴルの話をするときは、
「モンゴルに来たら俺の馬やるよ。」
ということをいつも言っていたが、
半分冗談かなと思いつつ、
自分がモンゴルに行こうとは考えたこともなかった。

しかし、私が入社3年目に突入してすぐのこと。
ようやく構築していたシステムがリリースされ、さあこれからというときに、
リリースに協力してくれたCEOが会社を辞めるというのだ。
モンゴルに帰国し、現地で会社を興すという。
奥さんもいる、しかもまだ小さい子供もいるのに、
すごい決断だなと思ったが、決断してからは早かった。
2005年5月、CEOは母国に旅立った。

この頃から、私がモンゴルに行くことが現実味を帯びてきた。

それは、日本国全体でモンゴル熱が高まったことも影響している。
モンゴルに造詣の深い堺屋太一氏はBRICsの次にモンゴルが熱いと
主張していたし、2006年は、1206年にチンギス・ハンがクリルタイで
モンゴル国のハンに即位、すなわちモンゴル帝国建国以来、
800周年の記念の年に当たるからである。

2006年2月、CEOが日本に訪れた際、今年モンゴルに行く約束をした。
社内でもモンゴル行きを公約に挙げた。

そして、2006年7月、ついに私のモンゴル旅行が実現することになる。

モンゴル旅行においては、以下を達成目標に置いた。

①CEOに会う
②CEOの会社を訪問する
③CEOの馬をもらう&乗馬する
④モンゴルの銀行に口座を開設する
⑤満点の星空を堪能する
⑥800周年記念イベントを観る
⑦ゲル(中国語でパオ)に泊まる

④については、ある番組で、
堺屋太一氏が、モンゴルの銀行はとても金利が高く15%はざら、
という発言をしていた影響である。
CEOに確認したところ、実際に金利は高いという。
現地でないと現金の引き出しはできないが、
長期預金を目的に口座を開設しお金を眠らせておこうと考えたわけである。

さて、モンゴルへの旅行の方法は以下の3つが考えられる。

1) CEOによるトータルコーディネート
  →私は往復の飛行機を予約するだけ

2) HISのフリープランで後はCEO任せ
  →私は往復の飛行機とホテルを予約するだけ

3) HISのツアーで自由時間にCEOと会う

しかし、2006年はあまりにモンゴル旅行が人気で、
現地のCEOでさえホテルの予約はできず、
飛行機やHISのフリープランやツアーも軒並み満席状態であった。
CEOのトータルコーディネートというのも若干不安なため、
ここで1),2)は消えてしまった。

そんな中、HISにギャグのようなツアーを薦められる。

堺屋太一氏が語るチンギス・ハン!JALチャーター便で行くモンゴル6日間の旅

しかし、このツアーは首都ウランバートルと保養地テレルジの観光に加え、
800周年記念騎馬隊イベントも含まれており、
かつ自由時間がある程度用意されているという、
私の希望に非常に近いツアーだったのである。

しかも、銀行口座開設については堺屋太一氏の影響を受けているわけで、
チンギス・ハンについては彼の著書を読んでいたため、
これも何かの縁かなと思い、このツアーを選択する。
このツアーもかなりの人気で、
7/23(日)出発の枠がわずかに残っているだけであった。

CEOにこのツアーで行く旨を伝え、私のモンゴル旅行が決定した。

これは、私のモンゴル旅行の記録である。

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