東証、2009年で大納会消える?

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ちょっと前の日経の記事。

システム側の都合で、歴史的イベントがなくなるか!?

東京証券取引所が次期システムを稼働させる2009年から、 年末の大納会や年初の大発会のにぎわいが小さくなる可能性が出てきた。 午前だけで一日の取引を終える大納会と大発会は売買システムの運営上、 変則的な対応が必要。 次期システムには簡便さが求められており、こうした例外は除かれかねない状況だ。

年末年始の営業日である大納会と大発会では午前11時の取引終了後に
東証で手締めやイベントを行う。
証券業界では、その後、あいさつ回りに出たり、飲食したりして景気づける。
東証関係者が「いつからか判然としない」と言うほど、
午前で取引を終えるのが長年の慣習になっている。

ただ、大納会と大発会の日には、
1日の終値管理などで通常とは別のシステム上の対応をしている。
昨年来、相次ぐ障害に見舞われた東証は現在、次期システムの概要を策定中。
内部では「1年のうち、たった2日間のために対応を変えるのは余計な負担ではないか」との声が強まっている。

IT業界のあるコンサルタントは「合理化につながらないようなシステム投資は無意味。
この際、徹底的に無駄を省くべきだ」と話す。
代案として浮上するのが、通常のように午後3時まで取引を続けること。
「3時からあいさつ回りや宴会を始めても支障はないのでは」との見立てだ。

東証は、今月までに実施した証券会社へのヒアリングを踏まえ、
7月に次期システムの骨子をまとめて、9月にも計画の概要を公表する。
処理スピードを速めたり、容量を増やすのが中心テーマだが、
結果として大納会は大発会の制度が変わる可能性がある。

ある証券会社の担当者は、「システムの間尺に合わせて何でも改めては、
長年積み上げたものがみな消える」と話す。
株式市場の冬の風物詩は残るのか。その行方は今年の暑い夏に決まる。

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