イチロー、メジャー9年連続200本安打達成!

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イチローがついにメジャー前人未踏の9年連続200本安打を達成した!

WBCでの記憶がまだ新しいイチロー。その代償として負った胃潰瘍でスタートが遅れたが、驚異的なペースで今年も200本安打を達成。もう、すごすぎ!

ウィリー・キーラー以来108年ぶりの記録更新とのことだが、108年前って一体いつやねん!?ウィリー・キーラーもビックリだ。

今年は早々に日米通算安打で張本勲を抜き日本人トップに。次は、メジャー記録であるピート・ローズの4,256安打を抜けるかに注目が集まる。まあ、ずっと先だし、アメリカ人はどうせ日米通算であってメジャー記録じゃないだろう、とかいいそうだが。むしろ、試合数の少ない日本で数年やったイチローの方が圧倒的に不利なんだけどね。本当、日本の宝ですよ。

また、発言も常人じゃない。

手を出さないからヒットが出る。考え方が真逆なんですよ」

へぇー。しかも、あれで視力は0.4らしい。動体視力がよいというよりは、動体に合わせてカラダを動かすことができるからあのバッティングコントロールが生まれるのだそうだ。

やっぱり、すごいわ。

それにしても、このイチローの帽子を取って応える姿。何度見たことだろうか。。

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偉業達成のイチロー、「グリフィーの存在は計り知れない」
2009年9月14日(月)

■肩に担がれビールかけへ

 試合後、クラブハウスがメディアに開放されると、まず聞こえてきたのは、バスルームからの奇声。壁の向こうでビールかけが行われているのは明らかだった。

 ビールをかけられると分かっていて、ノコノコそこに向かうイチローではない。それをよく分かっていたのはケン・グリフィー。なんと彼がイチローを肩に担いで、強制的に連行したそうだ。

 隣りで着替えていたイチローのお尻を、パシッとたたいたグリフィーは、「これも俺しかできない」と、無意味に胸を張った。

 達成は、ダブルヘッダーの2試合目。

 待って、待って、第1試合が始まったのが、午後5時6分。当初の予定から4時間半も経過していた。

 2試合目のスタートは午後8時。1打席目はレフトフライに倒れたイチローだったが、2回の2打席目は、ショートに緩いゴロを放つ。

 レンジャーズのエルビス・アンドラスの守備と、左ふくらはぎを痛めているイチローの足。一塁のタイミングは、クロスプレーになるかと思われたが、捕った時点でアンドラスは送球をあきらめた。

 今季の200安打は、昨年に続いてショート内野安打。らしいと言えば、らしかった。

 印象に残ったのは、ファンの声援にヘルメットをとって応えるも、その硬い表情。達成した、というような充実感はうかがえなかった。

■「解放されました...」

 一塁ベース上で何を考えていたのか? 試合後、そんな問いにイチローは、意外な言葉を口にした。

「解放されました。人との戦いというか、争い......」

 9年連続200安打は、メジャー記録。これまで肩を並べていたウィーリー・キーラーを越えたことになる。しかし、追う過程では、争いに神経を消耗させていた。

「人と争うことって、面白くないからね。結果として、そうでなくてはいけないんだけども、それを意識しながらやるっていうのは、気持ちいいものではない」

 ただ、並ぶものがなくなったことで生まれるであろう変化。突き抜けたことで、イチローは、200安打に対する向き合い方が変わるとも予想する。

「ちょっと楽になりますよね。それは自分と向き合っていればいいんだもん。それはもう、最高ですよ」

 越えたことで達した境地。相変わらず、「目標ではある」そう。しかし、頬(ほお)を緩めて言った。

「なんかずいぶん気楽な目標になるんじゃないかな。想像ですけど」

■大きかったチームメートのサポート

 さて、今年は開幕から8試合欠場。8月下旬になって、左足ふくらはぎを痛めると、やはり8試合欠場。オークランドで大リーグ通算2000安打を打ってからは、ヒットが止まる。

 さまざまな試練が今季のイチローを襲ったが、そういう時に彼を支えた打撃に対する考え方を、こんなふうに語っている。

「打撃に関して、これという最後の形はない。これでよしという形は絶対にない、っていうことが分かっている。でも今の自分が最高だっていう形を常に作っている。この矛盾した考え方が共存しているということっていうのは、僕の大きな助けになっていると感じている」

 今年に関してはさらに、チームメートのサポートも大きかったよう。

「チームメートはうれしい。今年のチームは、すごくそういう意味では、助けられたっていうか、まあ、監督もそうですけど、コーチもそうですけど、みんなそうですけど、GMもそうですけど、ちょっと去年はゆがんでましたから......」

 そのゆがみを正したのが、冒頭でも登場するグリフィーだが、「ジュニアの存在は、計り知れない」と、イチローは独りごちた。

「あの実績とあのキャラが、隣りにいてくれるっていうのは......」

 ただ、達成の瞬間、ジュニアはクラブハウスにいたそう。イチローは口をとがらせている。

「ああやって喜んでくれるくせに、ダグアウトにはいなかった。でもそれが、ジュニア。それがなんか、いいなあって。もう本当にあれは、シアトルの天然記念物に指定すべきだね。みんなで守っていかないといけないと思いますね」

 長いロードトリップは、最後に雨にたたられ、いっそう長く感じたが、イチローが2つの節目を迎えて幕。

 イチローは、ともにホームで達成できなかったことに、「持ってるんだか、持ってないんだか」と苦笑したが、次の注目は、当然首位打者。

 目下、ジョー・マウアー(ツインズ)との打率差は1分3厘。小さな差ではないが、打数の少ないマウアーは、乱高下が激しい。

 イチローにとっては、十分に射程圏の差と言える。

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