東北プチ復興支援

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それなりに忙しいゴールデンウィークだったので、
たった1泊2日ではあるが、東北に復興支援に行ってきた。
といっても、ボランティアは殺到して県外受付拒否状態だったので、
微力ながら観光してお金を落とすというプチ復興支援だ。

実は前夜はトラブルフォロー(仕事)で3時間も眠れていなかったが、
何とか6:00に起床して出発。
仙台へは、GWに入ってから復旧した東北新幹線「はやぶさ」を利用した。
残念ながら、グリーン車もその上のグランクラスも満席だったので普通席。

はやぶさ到着。写真撮影の客でごった返す。
新幹線の清掃は、鉄道整備所属のテッセイと呼ばれるチームが行っており、
どんな状態でも7分で清掃を終えるという高いサービスレベルで有名だ。
清掃員の彼女たちがお辞儀をするところをちょうど目撃。非常に礼儀正しい。

■はやぶさ
http://www.jreast.co.jp/e5/top.html

▼はやぶさ
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▼新幹線清掃員のお辞儀
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はやぶさは、頑張って窓側を予約したが、外の景色はあまり面白いものはなかった。
隣のカップルが朝から酒飲んで、おしゃべりがうるさくて少しうざかった。(笑)

現在のはやぶさは時速300kmには到達しないと言っていたが、
予定どおりの時刻に仙台着。
ということは、通常はもっと速いということかな。

予想通り仙台は肌寒い。

その後、東北本線で松島駅まで行く予定だったが、
東北本線は強風のため運転見合わせ。京葉線か!
仕方ないので、仙石線で松島海岸までと思い、仙石線を選ぶも、
地震の影響で東塩釜市まで。そこからバスらしいが大丈夫かな。。

東塩釜に着くと、バスは1時間に1回しか動いていないことが判明し、
30分ほどバス待ち。被災地なので文句は言えまい。

東塩釜からは15分ほどで松島海岸に着いた。
歩いて遊覧船乗り場まで。
遊覧船も先日から復帰しており、
客引きのおじさんたちも元気に声を出していた。
被災の影響差はあれど、復興へ確かな一歩を感じた。

せっかくなので遊覧船に乗船。
前払い制だが、乗った後に2階はグリーン船室で600円プラスとのこと。
初めから言えよと思ったが、心理的にここで追加料金を支払う乗客は少ないので、
2階が混雑しないというメリットがあることに後から気づく。
ということで、グリーン船室をチョイス。

それにしても、ウミネコはちょっと邪魔!写真撮影もままならない。
空中からの鳥の糞攻撃に怯えていた高校のときの自転車通学を思い出してしまった。(笑)

▼松島
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▼ウミネコ
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遊覧船を降りたら、桟橋で東北のキャラクターの着ぐるみが集結していた。
福島のミスピーチの齋藤仁美さんにも会えて「負けないで」と応援。

○ミスピーチ
http://www.f-kudamono.com/katudou/ms-peach.html

▼福島ミスピーチ
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▼誰これ?
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その後、瑞巌寺をチラ見して、五大堂を少し見て、大通りを歩いていると、
ミヤネ屋の撮影を目撃。ゴールデンウィークの特集かな。テレビに映ったかも。
昼飯を求めて、あなごで有名なさんとり茶屋へ。
しかし、津波の被害で閉店中だった。ショック!
どうしようか考えていると、お魚プロジェクトというお店のおばさんに誘われて、
仕方なくその店に入店。あなごに惹かれたからだ。

▼かきとあなごの合盛
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その後、おばさんから震災の被害について話を聴く。

津波により、店内は2cm浸水した上に、
1ヶ月間は電気、ガス、水道が止まった。
他の店は1.5mの津波が来てやられてしまった。
お店自体は4/23から再開した。

自分が店に入ったときは一見被害を受けたようには見えなかったが、
復旧までご苦労されたのだろう。ごちそうさまでした。

そこから散策して松島駅まで。

しかし、強風のため、夕方まで電車がこないというので、タクシーで本塩釜まで。
タクシーの運転手からいろいろ話を聴く。

・表向きは随分復旧したように見えるが、一歩裏に入ると悲惨な状況のまま。完全に流されてしまった家もある。
・松島は、多くの島のお陰で、津波の力が弱まり、被害は少なくてすんだ。
・仙石線の東塩釜から石巻までは線路がぐにゃんぐにゃんしていてボロボロ。復旧は不可。高台に新線を作る予定。
・査定に来た保険社員や震災復旧派遣隊を乗せて行くため、タクシー会社は現在は特需とのこと。
・被災地へ行きたがる乗客も多い。一般車両は通行止めを食っても、タクシーは比較的通してくれるので利用者が多い。
・コンビニのATMを狙う窃盗が後を絶たない。盗んでいる最中に通報され、現行犯逮捕された例もある。
・その運転手は、ダンプカーの仕事の方が今後は需要があって安定しているので、乗り換えを目指している。
・運転手の息子さんはたまたま会社が休みで難を逃れたが、その同僚は何人も亡くなられた。

しばらく本塩釜駅周辺を歩き、惨状を自分の目で確認した。
見たところ、確かに1階部分が破壊された家がほとんどだ。
正直、カメラは向けられなかった。
以下は民家以外で撮影できた写真。

▼震災の爪跡
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仙石線で本塩釜から仙台へ。

電車の中で、女子高校生の話を聞いていると、
お父さんが准教授の研究者で研究所施設がやられた、
これから仮設住宅を立てる、
お母さんの勤務先がダメになったので次の勤務先が決まった、
など非常に生々しい。
お父さんが研究者の女子高校生に向かって、
その友人が「安定している職業はいいよね、うちはサラリーマンだから。」と言うと、
それに対して、「そうだね。」と。否定とか謙遜しないんだな。(笑)
元気に話はしているのだが、このような話が日常で出てくること自体、
やはり震災の影響をもろに受けていると言えるだろう。

そんなこんなで再び仙台到着。続いて仙山線に乗って作並温泉へ。

仙山線、夕方なのに、節電とかいって、電気消しやがった~。暗い。。

少し眠って、作並駅に到着。
改札を出ると、宿泊予定の岩松旅館の送迎バスが待っていた。
岩松旅館へ。バスで5分ほど。

岩松旅館は老舗の旅館だが、本館はそこそこ新しかった。
それでも、テレビはアナログ、施設は何もなし、LANもなし、
と古さは否めない。まあ、たまにはこういう旅館もいいな。
久しぶりにディジタルと無縁の生活を送る。
おっと iPhone は例外か。

まずは、岩風呂に入った。
岩風呂は、それ自体も広瀬川の対岸も特に崩れているところはなかった。

その後、夕食。
そこで知り合った方は静岡から来て、
昨日、福島に泊まって今日が2日目とのこと。
旅行計画には、Twitterが役立ったとのこと。
Twitterも普通に浸透しているんだな。

正直、夕食は微妙だったが、今回は復興支援が目的。
文句は一切言わないのだ。

▼夕食
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<夕食献立>
~皐月~
猪口 健康りんご酢
小鉢 ふきのとう浸し
造里 鮮魚盛り合わせ
煮物 手作り里芋包み
陶板焼 赤魚けんちん(煮梅)
鍋 特選牛肉すき焼き(地養卵)
揚物 海老真丈茄子博多(こごみ 行者にんにく)
食事 大倉産環境保全米(ひとめぼれ)
止椀 岩松特製 芋の子汁
香物 たくあん赤かぶ
水菓子 二品

作並元湯 鷹泉閣岩松旅館
調理長 菱沼文男

夕食後、ちょっと気になったので、マッサージを体験してみることにした。
実は、自分はどんなに働いても疲れがあまりたまらないので、
マッサージとかは受けたことがないのだ。
初め、足+ヘッドケアの20分コースにしたが、
結構気持ちよかったので、途中から全身の40分コースに延長した。

マッサージ師によると、目の周りは固くて、疲れているとのこと。
眼が疲れたら、温かいタオルをかけて血行をよくしてあげるとよいそうだ。
また目をグーっと強めに押し続けると温まってくるので、これも日常やるとよいそうだ。
自分は腸があまりよろしくないみたい。
腸は足のかかと、肩、腰でわかるそうだ。さらに、右なら下痢、左なら便秘。
肩をマッサージしていると、左右の肩でバランスが違うと指摘された。
普通に使ってたら左右の差異はないが、右側の方がこっているみたい。
仕事でマウス使っているからかもと言ったが、それだけでここまで差は出ないそうだ。
その場では言わなかったが、もしかしたら、ヴァイオリンかもしれない。
頭皮は柔らかいと言われた。ストレスがたまってない証拠とのこと。
さらに禿げないとのお墨付き!素晴らしい。(笑)
震災の話をたくさん聴こうと思っていたが、マッサージが初めてということもあり、
ほとんどがマッサージのQ&Aになってしまった。
充実した40分間だった。
マッサージ料金は5,050円。こんなものなのかな?

この日はさっさと就寝。

翌朝は、6:00 起床。うーん、健康的だ。よく眠れた。

大浴場で朝風呂、その後、7:00オープンの朝飯を食べるか迷ったが、
時間を優先して出発することにした。

岩松旅館から作並駅まで約2.8kmを早歩きで歩き、予定の電車に余裕で間に合った。

仙山線で再び仙台へ。

この日は、石巻や気仙沼に行ってみようか考えたが、
どちらも途中で電車が寸断されているため、
現在はクルマでしか行けないことが判明。
あえて極限の被災地に行っても仕方ないので、
今回は仙台観光をして終わりとする。

朝飯は、仙台駅のずんだ茶寮でずんだ餅とずんだシェイク。

▼ずんだ餅
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仙台もライフラインはストップしたと聞いていたが、
見た目は建物の倒壊はあまりなく地震には耐え抜いた印象がある。
やはり、津波が想像以上の被害を生んだのだろう。
仙台周辺をぶらっとした後、昼飯は当然、牛タン。

▼伊達の牛たん本舗 極厚芯たん定食
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本当に太い。うまい!あっという間に食す。テールスープもうまかった。

最後はお土産の購入。こちらも予算度外視で買いまくった。
萩の月と伊達絵巻は単価が高かったのでちょっときつかった。(苦笑)

こうして東北プチ復興支援は幕を閉じた。

どこに行っても、地元の方たちは震災前と変わらないように見えた。
もちろん、内に秘める想いはさまざまであろうが、
既に3/11からは約2ヶ月が経っていることもあり、
前向きに歩き始めている、と少なくとも自分には感じられた。

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